lectures / workshop
現代アートは、『今をどう生きるか』という問いから始まります。
かつて、現実生活からのがれて、山で一人籠って制作した絵画を鑑賞する時代と、厳しい毎日に追われている現代人が作品に感動する時代とは、明らかに違うものになっています。

ワタリウム美術館は、展覧会に関係した講演会やワークショップだけでなくテーマ別の研究会、講演会、ワークショップを年間で行っていきます。他分野の専門家たちから多くの幅広い知識と考え方を学んでいきながら、新たな現代アートとの接点を探ります。
2002-200320042005-2006
アート的旅行学
アートを軸として、旅のベテラン講師の方々を招き、講演会と限定した人数で、講師と旅を楽しむ、そんな会を新しく催け、アートを楽しむ会です。

2005-2006

アート的旅行学 第3回

未知への旅は、なんと楽しい。
第3年目を迎える「2005年・アート的旅行学」は、日本の神々を知ることから始めます。昨年に引き続き、西行が何故この整地に何年も留まっていたのでしょうか、月と太陽を同じ日に拝む、というスペクタクルな、夏至に合わせての旅。また絶世の美女の代名詞のように言われてきた小野小町、しかも晩年の恋のあり方を訪ねます。日本の民俗学の始まりと言われている菅江真澄の評論を交えながら、ベテラン講師と共に、楽しく旅をする。これら古典と現代を対比しながら、現代アートの奥儀まで、深く追究する旅いろいろ。

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講演会
2005年4月23日(sat) 19:00〜21:00

■本居宣長は神をどのように考えていたか
宣長の「神」についての公式見解(『古事記伝』など)はよく知られているが、目を転じて個人の信仰というごく私的なレベルを眺めると、公式見解では説明しにくい神の世界が顕れてくる。「古典の神々」と「私の神様」。宣長にとって「神」とは何であったのか。この二つの神々の世界は連続するのか、断絶するのか。

講師=吉田悦之
1957年、三重県松阪市生まれ。1980年、國學院大学文学部卒業。財団法人鈴屋遺跡保存会・本居宣長記念館研究員となる。現在、主任研究員。著作に『2001年宣長探し』。主論文に「宣長と画賛」、「本居宣長四十四歳自画自賛像を読む」、「真淵と宣長―山辺御井問題・その後」、「鈴屋衣を着る宣長」、「山室山奥墓再見」等。
項目執筆:『三重県地名大辞典』、『本居宣長辞典』、『21世紀の本居宣長』等。研究テーマ:宣長の自画像。宣長における見られることへの意識。

旅行
2005年5月21日(sat)、22日(sun)

■古事記を旅する/神空間を巡る
本居宣長記念館、伊勢神宮、滝原宮など

講師=吉田悦之、矢野健一、志賀勝ほか

講演会
2005年7月2日(sat)

■能における小町
役者が老齢にならなければ演じられない能の秘奥の曲は<関寺小町(せきでらこまち)><檜垣(ひがき)><姨捨(おばすて)>の「三老女」で、中でも最高の曲は<関寺小町Lだといわれる。老女物は、<卒塔婆小町(そとばこまち)>から入り、<鸚鵡小町(おうむこまち)>を経て、三老女にいたるのであるが、これらの小野小町は、かつての絶世の美女がいまは百歳にあまる老婆になり、老醜をこらす姿で登場する。
能は、世阿弥以来、幽玄(優美)を理想として、600年の歴史を刻んできた。『伊勢物語』や『源氏物語』の美女たちを描いた<井筒><野宮>などを最高に幽玄な曲として大切にしながら、他なぜ小町の老いさらばえた姿を極致の曲とするのか、能の美意識の不可解さに迫りたい。

講師=小林責
能楽研究家。1928年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。武蔵野女子大学名誉教授。国立能楽堂(三役)研修講師。文化庁保護審議会専門委員ほか文化庁関係の諸委員を歴任した。著書に「狂言史研究」(1976)、「日本古典芸能と現代ー能・狂言」(横道萬里雄と共著。1996)ほか。

 
2005年8月6日(sat) 19:00〜21:00

■小町伝説の誕生
小町の歌は、甘く、切ない。おまけに絶世の美女ときている。だが、晩年の生活はみじめなものだったという。彼女も老いには勝てなかった。全国各地に、こうした小町伝説がたくさん生まれた。日本人は、美と醜の小町の人生になにを見ていたのだろうか。
秋田県雄勝郡雄勝町の小町伝説をとりあげ、修験者も、秋田藩主も、秋田藩の文人たちも加わって小町伝説を作りあげていったプロセスをあきらかにする。古来、小町を愛してやまない日本人の心の奥底に迫る。
※ 雄勝町は平成17年4月より湯沢市に合併される。

講師=錦 仁
1947年、山形県生まれ。東北大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。秋田大学教育学部教授を経て、現在、新潟大学教授、現代社会文化研究科(博士後期課程)主担当。専攻は中古・中世文学。主な著書に、『中世和歌の研究』(おうふう)、『百人一首倉山抄』(和泉書院)、『東北の地獄絵―死と再生』(三弥井書店)、『浮遊する小野小町―人はなぜモノガタリを生みだすのか』(笠間書院)などがある。

旅行
2005年8月20日(sat)、21日(sun)

■小町伝説を旅する
秋田・菅江真澄資料センター、雄勝町など

講師=錦 仁

講演会
2005年11月5日(sat)

■白の民俗学へ
白は聖なる色か、魔の色か、はたまた禁忌の色か。被差別の民が祀る白山神には、白とシラ(稲霊)にまつわる謎が付きまとう。ツミ・ケガレから逃れられない人類を清め、再生へと導く逆転の構図とは?歴史学、宗教学、文化人類学、そして、美術、文学をも横断する、民俗学の新たな冒険!

講師=前田速夫
1944年、疎開先の福井県勝山に生まれる。東京大学文学部英米文学科卒。文芸誌「新潮」前編集長。著書に『異界歴程』『余多歩き 菊池山哉の人と学問』がある。

旅行
2005年10月22日(sat)、23日(sun)

■庭園研修旅行
浄土寺、円教寺など

講師=小沢朝江

講演会
2006年1月21日(sat)

■島旅『止まる、泊まる、留まる』
海岸がある国に生まれ、しかも島がある。それも多数。忘れてしまいたくない海洋民族としてのアイデンティティ。船に乗るときの期待と不安。島の旅は待つことの連続。自分なりのくつろぎと判断力を発揮する場。『止まる、泊まる、留まる』を基本に現在も日本の島巡り継続中。

講師=花澤周志
1958年千葉県生まれ。1981年、千葉大学工業意匠学科卒。現在大阪在住。サラリーマン生活を続けながら、40歳までに、日本の島、100島を巡る。

旅行
2006年4月8日(sat)、9日(sun)

■桜の隠岐の島と歴史を訪ねる

 
松岡正剛 詳しくは追ってお知らせします。


特典
■ワタリウム美術館が発する、全てのいろいろなニュース、インフォメーションをお送りします。
■ワタリウム美術館の展覧会を 無料で御覧頂けます。
■ワタリウム美術館が催す、いろいろな会に割引で参加出来ます。

会費
■有効期間:2006年4月
■入会金10,000円(ワタリウム美術館サポート会員の方、アート的・旅行学ご継続の方は無料。ワタリウム美術館一般会員の方は半額)
■年会費 13,000円(旅行経費別途) 講演会6回 旅行4回
■振込先 住友銀行 青山支店(普)1033281 (名)ワタリウム美術館

お問合せ・お申込先
■ワタリウム美術館「アート的旅行学」事務局
 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6
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